Thursday, June 25, 2020 10:31 AM

米GDP確定値5.0%減 1-3月期、改定値と同じ

 【ワシントン共同】米商務省が25日発表した2020年1-3月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)確定値は、年率換算で前期比5.0%減となり、改定値と同じだった。減少率は08年10-12月期(8.4%減)以来の大きさ。新型コロナウイルスの影響で米国の経済活動が停滞した。

 米国では新型コロナの感染が再び拡大している。4-6月期のGDPは一層の落ち込みになると予想されている。

 GDPの約7割を占めるとされる個人消費は6.8%減で、改定値から変わらなかった。1980年4-6月期以来の減少率。企業の設備投資は6.4%減となり、改定値(7.9%減)よりも下げ幅が縮小した。