Tuesday, October 04, 2016 10:40 AM
禁止薬物取引の監視強化 WADA、ICPOと連携
世界反ドーピング機関(WADA)は3日、禁止薬物の流通が犯罪組織とのつながりを背景に拡大している情勢を踏まえ、国際刑事警察機構(ICPO)と連携して、トップ選手に危険な薬物を製造して供給する不法取引の監視を強化すると発表した。
照準に定める禁止薬物はアナボリックステロイドやヒト成長ホルモン、エリスロポエチン(EPO)などで、犯罪ネットワークや手口の特定を目指すとしている。WADAのニグリ事務総長は「不法取引の機密情報を共有することで、禁止薬物が選手の手に渡る前に供給源を根絶することが可能になる」と述べた。(共同)
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