Thursday, July 02, 2020 10:16 AM

警察が「自治区」強制排除 シアトル、30人超拘束

 【ロサンゼルス共同】シアトルの警察は1日、ミネソタ州の黒人男性暴行死事件への抗議活動に絡み、デモ参加者が市街地の一角を占拠して一方的に設定した「自治区」の強制排除に乗り出した。米メディアが伝えた。警察は解散命令に従わなかったり、妨害したりしたとして30人以上を拘束した。

 「自治区」内や周辺では銃撃事件が相次ぎ、6月20日に男性1人が死亡、29日にも16歳の少年が死亡した。ダーカン市長は当初、デモ隊に寛容な姿勢を示していたが、治安悪化や占拠の長期化などを受け事態解決を求める圧力が高まっていた。

 強制排除は午前5時ごろに始まり、防弾服やヘルメットを身に着けた警官約100人が「自治区」内に立ち入り、柵やテントなどの撤去を進めた。デモ参加者の一部が抵抗する一方、大半は程なく退去した。