Wednesday, October 05, 2016 10:21 AM
IMF、邦銀経営に懸念 マイナス金利の弊害も
国際通貨基金(IMF)は5日発表した世界金融安定報告で、日本経済の不振や低金利で邦銀の収益力が落ちていることに懸念を示し「ビジネスモデルを抜本的に転換する必要に迫られている」と指摘した。日銀の金融政策の弊害にも言及し「マイナス金利の長期化は金融の健全性を損ないかねない」と警告した。
邦銀は国内に有望な融資先が見つからないこともあり、海外事業を積極化しているが、最近は邦銀のドル資金の調達コストが上昇しているため「海外での投融資の縮小に追い込まれる可能性がある」と分析。金融庁などの関係機関に銀行に対する監督強化を求めた。
欧州の銀行の不良債権処理が遅れていることにも警戒感を表明した。こうした経営を巡る不安を背景に、日欧を含む先進国全体の銀行株の時価総額は2016年初めから約4300億ドル(約44兆円)減少したとの試算も明らかにした。(共同)
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