Tuesday, August 04, 2020 10:29 AM

お盆の帰省、コロナ配慮を 知事ら訴え、自粛要請も

 新型コロナウイルス感染が拡大する中でのお盆の帰省を巡り、全国の知事らから4日、自粛や慎重な配慮を求める声が相次いだ。国内ではこの日、新たな感染者が2日ぶりに1000人を超過。政府対応のちぐはぐさも目立つ中、危機感を募らせた自治体が率先して注意を呼び掛けた格好だ。

 福井県の杉本達治知事は「東京からの帰省は自粛してほしい」と話し、東京都以外の感染拡大地域に住む人にも「慎重に判断してほしい」と要請。石川県の谷本正憲知事は「家族と十分相談して慎重に検討してほしい」と呼び掛けた。

 秋田県の佐竹敬久知事も3日の記者会見で「県外との往来は、やむを得ない場合を除き控えてもらうよう強くお願いする」としていた。(共同)