Wednesday, August 05, 2020 10:13 AM

6月の製造業受注、6.2%増〜コア資本財は3.4%増

 商務省が2日発表した2020年5月の製造業受注高(季節調整済み)は、前月比6.2%増の4372億1300万ドルだった。変動の激しい輸送機器を除いた受注は4.4%増だった。

 同省ウェブサイトによると、耐久財は前月比7.6%増。このうち輸送機器は20.2%増、国防航空機は30.6%減、自動車・同部品は27.8%増だった。民間航空機は462.3%減だった。耐久財ではこのほか、一般機械が3.0%増、一次金属が4.7%増だった。一方、非耐久財は5.0%増だった。

 資本財は16.4%減だった。うち国防関連を除く資本財は16.3%減、民間設備投資の先行指標となる国防関連と航空機を除いたコア資本財は3.4%増だった。国防資本財は16.7%減だった。

 製造業全体の出荷は9.8%増だった。受注残高は1.4%減、在庫は0.6%増だった。在庫は出荷の1.51カ月分に相当し、前月の1.65カ月分から低下した。