Thursday, August 13, 2026 6:58 AM

フォード、「リンカーン」一部車種の生産を中国から米国に移管へ

 フォードのジム・ファーリーCEOは12日、リンカーンの一部モデルについて、2030年から生産を中国から米国に移管する計画だと語った。ロイターが伝えた。

 中国からの輸入車両には米政権が高い関税を課しており、フォードが多くを輸入する「リンカーン・ノーチラス」の場合、関税率は52.5%になる。

 ファーリー氏はラトニック米商務長官との共同インタビューで、「政府の(関税)方針が固まってすぐ、当社はこの決断をした」と述べ、生産の移管は困難だが、米国の自動車製造基盤を強化するためには必要だと強調した。

 ファーリー氏によると、米国で生産するリンカーンは国内で販売される予定。どこで生産するかは明らかにしなかった。

 GMも、28年から「ビュイック・エンビジョン」の生産を中国から米国に移すと表明している。

 関税に加え、自動車メーカーは「コネクテッド・ビークル規則」にも従う必要があり、米国向けのモデルで一部の中国製技術やハードウェアの使用を禁じられる。ファーリー氏はどちらの規則もフォードが生産移管を決めた要因だと話したが、主な動機として関税を挙げた。