Tuesday, August 11, 2020 10:40 AM

2季連続の東第1シード NBA頂点狙うバックス

 プロバスケットボールNBAで優勝候補のバックスが6日、ヒートを下してプレーオフ(PO)で2季連続となる東カンファレンス第1シードを決めた。昨季は東の決勝で敗れただけに、2季連続の最優秀選手の期待もかかるG・アデトクンボは「大事なのは自分たち自身だ」と語り、ライバルに左右されないプレーを目標に掲げた。

 6日は最大23点差をはね返し逆転。同僚のミドルトンとともに33得点のG・アデトクンボは「困難に直面するからこそチームとして成長できる」と苦しみながら手にした白星を前向きに捉えた。昨季の最優秀監督で、6日に51歳になったブーデンホルザー監督は「8月に試合で指揮しているなんて」と新型コロナウイルスによる中断の影響にあらためて驚きつつ「選手が日々重ねた努力のたまもの。誇りに思う」と賛辞を惜しまなかった。

 再開後は3点シュートが武器のロケッツ、東で格下のネッツに連敗するなど、圧倒的な力は披露できていないようにも映る。それでもPOを見据え、主力を休ませながら起用する監督の采配を踏まえ、全国紙USAトゥデー(電子版)は「あまり心配しなくていい。まだ優勝モードでプレーしていない」と論じる。(共同)