Wednesday, October 05, 2016 6:01 PM

NY株反発、112ドル高 原油高を好感

 5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、原油値上がりを好感して3営業日ぶりに反発し、前日比112.58ドル高の1万8281.03ドルで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は26.36ポイント高の5316.02だった。

 5日発表の米週間石油統計で原油の在庫が予想外に減少したことをきっかけに、原油先物の価格が節目の1バレル=50ドル目前まで上昇。収益改善期待で石油関連株が値上がりした。

 米国の非製造業景況指数が市場予想を上回ったことで、年内の追加利上げも意識され、金利上昇で利ざやが改善するとの思惑から、JPモルガン・チェースなどの金融株が買われたことも相場全体を押し上げた。(共同)