Thursday, October 06, 2016 10:19 AM
シリア軍、空爆抑制を発表 市民に「避難」促す
シリアのアサド政権軍は5日、北部の激戦地アレッポで続けてきた反体制派地域への空爆や砲撃を減らすと発表した。軍は声明で、反体制派が市民を「人間の盾」にしていると指摘、空爆を弱めることで市民に政権側地域などへの「避難」を促す意向を示した。
また軍は、作戦が成功し反体制派が支配するアレッポ東部への補給路を「全て遮断した」と強調した。政権軍はアレッポの完全掌握を狙っているとみられ、空爆や砲撃の抑制がどの程度続くかは予断を許さない。
シリア人権監視団(英国)によると、5〜6日の夜中は空爆は抑制されたが、政権軍は6日、アレッポ中心部で進撃し、反体制派と戦闘。反体制派地域の一部を掌握した。(共同)
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