Friday, August 28, 2020 10:37 AM

ベッツら黒人選手給料寄付 銃撃事件で差別撤廃団体へ

 【ロサンゼルス共同】大リーグ、ドジャースの外野手ベッツやヤンキースの外野手ジャッジら現役黒人選手を含むグループは27日、警官による黒人男性銃撃事件を受け、27、28日の2日分の給料を人種差別撤廃に取り組む団体に寄付すると発表した。

 同グループは元ヤンキースのサバシア氏ら124人が名を連ねる。「肌の色は毎日着ているユニホームで変えられない。黒人コミュニティーが長年、苦しんできた痛みと不正義を変えることはできる」と声明を出した。

 一方、大リーグは1947年に初の黒人選手としてデビューした功績をたたえ、例年4月15日の「ジャッキー・ロビンソン・デー」を28日に実施する。メジャー公式サイトによると、今季はコロナ禍で開幕が7月に遅れたため、ロビンソンと、周囲の反対を押し切って契約したドジャースのリッキー会長が出会った45年8月28日にちなんで代替開催する運びになった。全選手はロビンソンの背番号42でプレーする。