Friday, October 07, 2016 10:06 AM

リオのメダリストパレード 初めて五輪とパラ合同

 リオデジャネイロ五輪・パラリンピックでメダルを獲得した日本代表選手の合同パレードが7日、晴天の東京都内で行われ、五輪のレスリング女子で4連覇した伊調馨選手(ALSOK)や体操男子で2冠に輝いた内村航平選手(コナミスポーツ)、パラリンピックの日本選手団旗手を務めた車いすテニス女子の上地結衣選手(エイベックス)ら五輪50人、パラリンピック37人のメダリストが参加した。

 五輪とパラリンピックとの合同パレードは初めてで、五輪のメダリストのみで実施した4年前のロンドン五輪の約50万人を上回る約80万人(主催者発表)が沿道を埋めた。今夏の熱戦の感動が都心で再現され、2020年東京大会に向けた機運の盛り上がりが期待される。

 一般客向けの観覧エリアは銀座8丁目交差点から日本橋室町の三井不動産本社前までの約2.5キロで、手製のうちわや小旗を持った大勢の観客で熱気に包まれた。選手はオープンバスやトレーラーに分乗して1時間弱パレードし、沿道からの歓声に笑顔で手を振った。伊調選手は「たくさんの方に来ていただいて本当にうれしかった」と話し、内村選手は「スーパースターになった気分。本当に感謝の気持ちでいっぱい」と興奮気味だった。(共同)