Monday, September 14, 2020 10:27 AM

自民新総裁に菅氏 2位岸田氏、3位石破氏

 自民党は14日、党大会に代わる両院議員総会を東京都内のホテルで開き、菅義偉官房長官(71)が岸田文雄政調会長(63)、石破茂元幹事長(63)を破って圧勝し、第26代総裁に選出された。国会議員票と各3票の都道府県連票を合計した開票の結果、菅氏が377票、岸田氏が89票、石破氏が68票で菅氏が初回の投票で過半数を得た。菅氏は16日召集の臨時国会で安倍晋三首相(65)の後継となる第99代首相に指名され、16日中に新内閣を発足させる。首相交代は7年8カ月ぶり。

 党内の派閥に所属していない無派閥で、世襲でもない議員が総裁に選ばれるのは異例。

 共同通信の集計によると、菅氏は議員票288、地方票89。岸田氏は議員票79、地方票10。石破氏は議員票26、地方票42だった。(共同)