Friday, October 07, 2016 10:08 AM

CO2規制に191カ国合意 国際線航空機、20年以降

 国連専門機関の国際民間航空機関(ICAO)は6日、カナダ・モントリオールで総会を開き、国際線の航空機の温室効果ガス排出を規制する国際的枠組みに合意した。ホワイトハウスによると、日本を含め米国、中国、欧州など191カ国が参加を決めた。

 二酸化炭素(CO2)排出量を2020年以降に増加させないことを目指す内容で、各航空会社に排出量の上限が割り当てられる。

 ICAOによると、世界のCO2排出量に国際線の航空機が占める割合は1.3%程度だが、今後急速な伸びが予想される。だが、20年以降の地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」には含まれておらず、別の枠組みが必要だった。(共同)