Friday, October 07, 2016 10:09 AM
メール問題でメディア操作 クリントン陣営、米紙報道
ウォールストリート・ジャーナル電子版は6日、大統領選の民主党候補クリントン前国務長官の私用メール問題が発覚した際、問題がメディアに取り上げられないよう米政府高官が手配していたと報じた。
共和党が入手したクリントン氏のメールで判明したとしている。同高官は後にクリントン氏の選対幹部として転出しており、クリントン陣営がオバマ政権と癒着し、情報の隠蔽を試みたとの批判が出そうだ。
昨年3月、米紙報道でクリントン氏が長官在任時に公務で私用メールアドレスを使っていたことが判明。ホワイトハウスの広報部長だったパルミエリ氏は国務省のサキ報道官に宛てたメールで、直後に予定されていたケリー米国務長官のインタビューでメール問題を扱わないよう依頼していた。サキ氏は快諾し、実際のインタビューでもメール問題に関する質問は出なかったという。(共同)
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