Monday, September 21, 2020 10:27 AM

タージマハル観光が再開 インド、半年ぶり

 【ニューデリー共同】インドの観光名所で北部アグラにある世界遺産タージマハルで21日、見学客の入場が半年ぶりに再開された。新型コロナウイルス対策で3月から入場が規制されていた。インドメディアが伝えた。感染防止策として1日5000人に限定され、入場時に体温測定などが行われる。

 タージマハルは17世紀にムガール帝国の皇帝が先立った妃のために建設した大理石の廟で、白い大きなドーム状の建物が特徴。日本人など外国人にも人気があり、地元メディアによると年間約700万人が訪れる。今年2月、インドを初訪問したトランプ大統領もメラニア夫人と訪れた。

 インドでは新型コロナ感染が急速に拡大、21日の政府発表で感染確認者は計548万人を超えた。政府は3〜5月に全土封鎖を実施したが、現在は経済活動の再開を段階的に進めている。