Friday, October 02, 2020 10:41 AM

命の危険レーガン氏以来 英メディア、容体に着目

 【ロンドン共同】英メディアも2日、トランプ大統領の新型コロナウイルス検査での陽性判明を速報した。今春にジョンソン首相が感染して重症化した経験から、高齢のトランプ氏の容体に着目。ガーディアン紙は「米大統領が深刻な命の危険にさらされるのは1981年に銃撃による暗殺未遂にあったレーガン氏以来」と伝えた。

 ジョンソン氏はトランプ夫妻に対し「速やかに回復することを願っています」とツイートした。

 ジョンソン氏は3月に感染を公表し、入院後に集中治療室(ICU)で治療を受けて回復、死に至る恐れがあったと後に打ち明けた。肥満が重症化リスクを高めるとされ、太り過ぎが症状悪化の一因だったと反省した。

 BBC放送は、トランプ氏について身長約190センチ、体重約110キロで「肥満に当たるとみられる」と伝えた。ガーディアンは、容体が極度に悪化した場合、権限が一時的に副大統領に移ることを解説した。