Friday, October 07, 2016 5:47 PM

F35の操縦を模擬体験 ボタン一つで自動着陸

 ロッキード・マーチン社は7日、首都ワシントン近郊で、航空自衛隊が導入する最新鋭ステルス戦闘機F35の操縦を模擬体験できるシミュレーターを共同通信に公開した。本物の機体と同じタッチパネル式の画面が並び、ボタン一つで自動着陸モードになるなどハイテクを駆使しゲーム感覚で操縦できる。

 F35は機体の前、後方にカメラが取り付けられている。パイロット用ヘルメットを装着するとカメラを通じた全周囲の風景が目の前に広がり、敵機や民間機を識別する緑色のマークも目の前に表示された。夜でも日中と同じ鮮明な映像が映し出される。

 敵機を撃墜する場合には、タッチパネルで使用するミサイルを選択。16キロ以上離れたロシアの戦闘機のような機体にパネル上で照準を合わせ、発射ボタンを押すと約30秒後に敵機は撃墜された。(共同)