Tuesday, October 06, 2020 10:20 AM

植物由来食品の需要高まる〜「コロナの影響」とネスレ

 スイスの食品大手ネスレのトップはこのほど、新型コロナウイルス危機が始まって以来、植物由来の加工食品の需要が高まっていると述べた。人々がより健康的な生活を送ろうと考えるようになったことや、いくつかの食肉加工工場でコロナ関連の問題が発生したことが背景にあるという。

 ロイター通信によると、ネスレは9月下旬、ベルン近郊の乳製品研究施設内に研究開発(R&D)アクセラレーターを開設した。新しい乳製品や植物由来の代替品を研究するネスレの科学者と、学生やスタートアップをつなぐ役目を担う。

 マーク・シュナイダーCEOは同アクセラレーターの落成式で「植物由来の代替食品への関心が高い理由にはいくつかある」と指摘しながら、北米で発生した食肉のサプライチェーン問題に触れた。この春、米国内の約20の食品加工工場で数千人がコロナに感染し、工場はいずれも一時閉鎖に追い込まれた。