Thursday, October 08, 2020 10:03 AM

新興EV企業ファラデイ、合併による上場を計画

 カリフォルニア拠点の新興電気自動車(EV)メーカー、ファラデイ・フューチャー(Faraday Future)は、特別買収目的会社(SPAC)との逆さ合併を通じた上場を目指している。カーステン・ブライトフェルドCEOが5日、ロイター通信に語った。

 同CEOは、SPACとの合併交渉について「現在進めている。うまく行けばかなり近いうちに何か発表できるだろう」と述べた。

 SPACは、有望な未上場企業を買収する目的で上場したペーパーカンパニーで「ブランクチェック(白紙小切手)カンパニー」とも呼ばれる。一定期間内(通常2年)に買収を実現できなければ会社を畳み、投資家に返金する。SPACに吸収される手法は、短期間で上場が完了するやり方として特に自動車関連の新興企業で人気が高い。