Friday, October 16, 2020 10:34 AM
異臭騒ぎで化学物質検出 通常の7〜14倍、神奈川県
神奈川県は16日、同県横須賀市で14日に発生した異臭を分析した結果、ガソリンなどが蒸発したガスに含まれる化学物質が、大気から検出されたと発表した。濃度は通常の7〜14倍だったが、直ちに健康に影響を及ぼすレベルではないという。発生源は特定できていない。
県によると、検出されたのはイソペンタンやペンタン、ブタンで、横浜市が市内で採取して13日に発表した物質と一致した。県の担当者は「一定の共通性がある。自然由来を全く否定できるものではないが、人為的な施設から出てくるものではないか」との見方を示した。県の分析ではベンゼンも検出されたが、基準値以下だった。
横須賀市では14日午後3時ごろ、市消防局庁舎で異臭を確認し、市消防局が大気を採取。県環境科学センター(平塚市)で分析していた。(共同)
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