Wednesday, October 21, 2020 10:31 AM

2季ぶりの舞台で好発進 マンU敵地で強敵撃破

 2シーズンぶりに欧州最高峰の舞台に戻ってきたマンチェスター・ユナイテッドが、アウェーで強敵との接戦を制して好発進した。スールシャール監督は英BTスポーツに「まだ初戦だが、素晴らしい相手に勝った」と喜びをかみしめた。

 少ない好機を生かし、前半23分にフェルナンデスのPKで先制。後半10分にオウンゴールで追い付かれた後も劣勢だったが、同42分にラッシュフォードが右足で左隅に突き刺して勝負を決めた。監督が「ネイマールやエムバペがいるチームとの試合は守備力が問われる」と話すように、GKデヘアを中心とした守備陣の粘り強さも光った。

 プレミアリーグでは2勝2敗で、消化試合が少ないとはいえ15位に低迷する。早くも監督更迭が報じられる中で底力を発揮し、決勝点のラッシュフォードは「今日のような集中力を次の試合でも見せないといけない」と自信を取り戻した様子だった。(共同)