Tuesday, October 11, 2016 5:46 PM
清涼飲料水への課税要請 肥満・糖尿病対策でWHO
世界保健機関(WHO)は11日、世界的に増加傾向にある肥満や糖尿病への対策として、砂糖を多く含む清涼飲料水への課税強化を各国に呼び掛けた。たばこと同様、課税により消費を抑える効果があるとしている。
WHOによると、世界の肥満人口は1980年から2014年にかけ2倍以上に増加し、成人の40%が太り過ぎという。糖尿病も80年の1億800万人から14年には4億2200万人に増えていると警告した。
WHOは「砂糖、特に清涼飲料水の消費増が肥満や糖尿病増加の主要な要因になっている」と指摘、清涼飲料水への20%課税で、20%消費を減らせるとした。その代わり、新鮮な野菜や果物の消費を促すため、価格を下げる目的の補助金を出すことを奨励している。(共同)
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