Tuesday, October 11, 2016 5:46 PM

仏空港高速道で強盗続発 大使館、日本人に注意喚起

 パリの北郊外にあるシャルル・ドゴール空港と市内を結ぶ高速道路上で渋滞中の車の窓ガラスを割り、乗っている人からハンドバッグなどを奪う強盗事件が相次いでいる。9月だけで日本人が6件の被害に遭ったとして、在フランス日本大使館が11日、旅行者や在留日本人にメールなどで注意を呼び掛けた。

 同大使館によると、判明している日本人の被害者は全て女性。渋滞が目立つ高速道でタクシーや自家用車が減速または停車した際、バイクなどで追走してきた犯人に石のような物で窓ガラスを割られ、車内の空席や膝の上に置いた荷物を奪われているという。

 荷物をトランクや座席下など車外から見えない場所に置くことや、被害に遭った場合は警察に届け、自ら追跡しないことなどが重要だとしている。(共同)