Wednesday, October 28, 2020 10:45 AM

米IT3社トップ証言 上院、投稿管理の責任追及

 【ワシントン共同】議会上院の商業科学運輸委員会は28日、会員制交流サイト(SNS)を手掛けるフェイスブックなど米IT大手3社の最高経営責任者(CEO)を呼んで公聴会を開く。投稿内容の管理責任について追及。与党共和党は保守的な意見の閲覧を制限していると批判を強めており、運営方針を中心に問いただす構えだ。

 出席するのはフェイスブックのザッカーバーグ氏、ツイッターのドーシー氏、グーグルのピチャイ氏。インターネット上で表現の自由を守るには、投稿内容に関する運営企業の法的責任を免除する現行法が必要との立場だ。

 ネット企業は通信品位法230条で、投稿内容を削除したり、誤った情報を放置したりしても原則として責任を問われない。共和党議員らは証言を聴き、法改正の必要性を訴えるとみられる。