Wednesday, October 12, 2016 10:17 AM
ビッグクラブ創出に重点 J、強化配分金は4位まで
英動画配信大手パフォーム・グループと大型契約を結んだJリーグは、巨額の資金をビッグクラブ創出のために振り向けた。総額約28億円をJ1の1〜4位に強化配分金として支給することを決め、村井チェアマンは「アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で勝つため」と明確な意図を語った。
強化配分金を上位に限定すれば、中位以下との格差は広がる。これに反対する声もあり、クラブの社長らで構成する実行委員会では6位前後まで支給する案も浮上した。しかし、最終的にはリーグ側の意向が優先された形だ。
ACLの日本勢は2008年にG大阪が優勝したのを最後に不振が続き、今季も決勝トーナメント1回戦までに全4チームが敗退した。出場チームには日程面などで優遇措置を取っているが、潤沢な資金で強化する中国勢などに太刀打ちできていない。(共同)
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