Thursday, November 05, 2020 9:07 AM

共和、上院多数派うかがう 議会選、民主伸び悩み

 【ワシントン共同】大統領選と同時実施の連邦議会選は4日も各州で開票が続き、上院ではトランプ大統領の支持率低迷の余波で共和党が不利とみられていたが、多数派維持をうかがう勢いとなった。民主党は過半数の議席獲得を確実にした下院でも現有議席を減らす可能性があり、伸び悩む。上下両院で多数派が異なる「ねじれ議会」が続く見通しが強まった。

 大統領選で共和党トランプ大統領、民主党バイデン前副大統領のいずれの候補が勝利しても、困難な政権運営を迫られそうだ。

 米主要メディアによると、定数100の上院は4日夜(日本時間5日午後)現在、非改選議席を含め、共和党が48、民主党が現有の47議席(無所属2含む)を確保。残る5議席のうち、アラスカ州、ノースカロライナ州とジョージア州の計3議席で共和党現職が優勢となっている。