Wednesday, October 12, 2016 10:19 AM

サムスン、29%減益に 欠陥スマホで業績修正

 韓国のサムスン電子は12日、新型スマートフォン「ギャラクシーノート7」が欠陥問題で生産停止に追い込まれたことを受け、7日発表した2016年7〜9月期の連結決算(暫定集計)を下方修正した。本業のもうけを示す営業利益について、当初の約7兆8000億ウォン(約7200億円)から、前年同期比で29.6%減の約5兆2000億ウォンに見直した。

 売上高については9.1%減の約47兆ウォンに下方修正した。修正前は約49兆ウォンだった。

 ノート7は8月に発売後、発火トラブルが相次ぎ、9月初めにリコール(無料の回収・修理)を発表。サムスンは「売上高と損益の変動を反映させなければならず、暫定集計を訂正することになった」と説明している。(共同)