Thursday, October 13, 2016 10:22 AM

小池氏の初都議会閉幕 摩擦なく、融和ムードも

 東京都議会定例会最終日の13日、本会議が開かれ、知事給与を半減する条例と待機児童解消に向けた126億円の補正予算が全会一致で可決、成立した。小池百合子知事就任後初の定例会で、知事選で対立した最大会派の自民党との間で摩擦も予想されたが、融和ムードのまま閉幕した。

 都議会は豊洲市場(江東区)の建物下に盛り土がなかった問題に関する特別委員会の設置も決めた。閉会後も経緯などを継続して審議する。

 自民は知事提出議案全てに賛成した。代表として採決の前に意見表明した松田康将都議は「知事と協力すべきことは協力し、より良い政策実現に向けて互いに鍛えていこう」と呼び掛け、歩み寄りの姿勢を鮮明にした。(共同)