Thursday, October 13, 2016 10:32 AM
「地上の太陽」険しい道 運転延期、建設費も大幅増
太陽で起きる核融合を地上で実現し、膨大なエネルギーを得ることを目指して日米欧などがフランスで進める国際熱核融合実験炉(ITER)の建設現場を共同通信が13日までに取材した。核融合の開始時期は2027年から35年に大幅に延期され、建設費も当初の約3倍の2兆円余りに増加。「エネルギー供給に大変革をもたらす」(ビゴITER機構長)夢の炉実現の道は険しく、国際協力の成果が問われる。
ITERは、核融合が発電に利用できるかを調べる実験施設。核融合を実用化できれば、海水から燃料を作り、ほぼ無尽蔵にエネルギーを取り出せる利点があるとされる。ウランやプルトニウムを核分裂させる原発とは異なり、事故時に暴走しないと考えられており、日本国内には青森県や茨城県に関連施設がある。
今月6日、フランス南部カダラッシュの建設現場。円筒形に組み上げられた鉄骨の中央や周辺部に白いクレーンがそびえ立ち、部材を運び込む。「炉で生じる中性子が、人の立ち入る部分に漏れるのを防ぐ壁を造っている」と広報担当者は説明した。(共同)
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