Tuesday, December 08, 2020 9:34 AM

米感染者1500万人超 ワクチン普及前の抑止課題

 【ワシントン共同】ニューヨーク・タイムズ電子版は7日、米国の新型コロナウイルス感染者が累計で1500万人を超えたと独自集計を基に報じた。最近1週間は1日当たり約20万人のペースで感染者が急増。今週中にもファイザー製ワクチンの緊急使用が許可される可能性があるが、実際に普及するまでの感染抑止が課題になりそうだ。

 米国の死者の累計は約28万人で、感染者とともに世界最多。フロリダ州マイアミや、¥カリフォルニア州ロサンゼルスなどの大都市圏で感染者が急増している。12月に入り入院患者が全米で10万人を超えており、医療崩壊にも懸念が高まっている。

 同紙は死者数について、最近1週間の平均で1日当たり2200人余りが亡くなり、これまでのピークだった4月中旬を上回ったと伝えた。