Thursday, December 17, 2020 9:25 AM

13被告に禁錮4年〜終身刑 仏風刺紙襲撃テロ支援

 【パリ共同】フランスで2015年1月、風刺週刊紙シャルリエブド本社が襲撃されるなどした一連のテロで、治安当局が射殺した実行犯3人を支援したなどとして起訴された14人のうち13人に対し、パリの裁判所は16日、禁錮4年から終身刑までの判決を言い渡した。地元メディアが伝えた。

 残り1人も有罪と判断されたが、別の裁判で既に判決を受けており、一事不再理の原則で刑は言い渡されなかった。

 17人が犠牲となったテロでは、アルジェリア系フランス人のクアシ兄弟が、イスラム教預言者ムハンマドの風刺画を掲載し、物議を醸したシャルリエブドの本社を襲撃するなどし、連携したマリ系フランス人アメディ・クリバリ容疑者がパリのユダヤ系食料品店に立てこもった。14被告は3人の武器調達を支援したなどとして起訴された。