Thursday, December 17, 2020 9:27 AM

グーグル提訴、第3弾も 独禁法訴訟、強まる包囲網

 【ニューヨーク共同】米メディアは、複数の米州当局が17日にもグーグルに対して独占禁止法(反トラスト法)訴訟を米連邦地裁に起こすと報じている。米当局によるグーグル提訴の第3弾となる。検索サービスや広告事業に焦点を当てるとみられ、グーグルに対する包囲網が一段と強まりそうだ。

 第3弾の提訴はコロラド州などが主導。グーグルが検索サービスの設計を変更し、競合他社に不利な検索結果を表示していると主張する。

 レストランなど中小店舗の口コミサイトを運営する米企業がこれまで、グーグルが検索結果で自社サービスを優遇していると批判している。検索結果のページ上部に表示するには、グーグルに料金を払って広告を出す必要があるという。