Tuesday, June 28, 2016 10:43 AM

大統領の定宿ホテル分譲 NYのウォルドーフ

 歴代大統領の定宿だった、ニューヨークの高級ホテル「ウォルドーフ・アストリア・ニューヨーク」が、客室の大半を富裕層向け住居として分譲する計画であることが分かった。ウォールストリート・ジャーナルが27日、関係者の話として報じた。

 同ホテルは中国の保険会社、安邦保険集団が所有。来年春から最長3年閉鎖して大規模改装した後、現在約1400ある客室を300〜500室に絞り残りを売却する。分譲価格は明らかになっていない。改装費用は10億ドル(約1000億円)を超える見通しという。

 ホテルは超高級路線で運営し、約1500人のホテル従業員は数百人規模で削減。運営効率化を目指す。(共同)