Monday, October 17, 2016 10:34 AM
日露のパイプライン提言 議連、天然ガスを供給
自民、公明両党の有志議員でつくる「日露天然ガスパイプライン推進議員連盟」(会長・河村建夫衆院議員)は17日、ロシア極東サハリンから北海道を通り東京湾を結ぶパイプライン建設を政府に要望する方針を固めた。総距離は約1500キロで総工費は約7000億円の見通しで天然ガスを供給する。ロシアが要請しており、日露関係の改善に役立つと判断した。
議連は18日に政府に対する提言をまとめ、安倍晋三首相や世耕弘成経済産業相らに要請する方向で検討している。対ロシア経済協力の一環として具体的な事業をまとめ、北方領土問題の打開を目指す狙い。巨額の国内投資で景気底上げにもつながるとみている。
サハリンと日本を結ぶガスパイプラインは、ロシアの極東発展相が要望する18項目の経済協力の一つ。(共同)
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