Friday, June 11, 2021 10:16 AM

消費者物価、0.6%上昇〜5月、コアは0.7%上昇

 労働省が10日発表した2021年5月の消費者物価指数(1982〜84年=100)は、季節調整後で前月比0.6%上昇した。

 同省ウェブサイトによると、月ごとの変動が激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は前月比0.7%の上昇。前年同月比(季節調整前)は総合指数が5.0%上昇と2008年8月(5.4%)以来の大きな伸び、コア指数は3.8%上昇と1992年6月以来の大きな伸びだった。

 品目別の前月比は、エネルギーが横ばい。うち燃料油は2.1%上昇、ガソリンは0.7%低下、天然ガスは1.7%上昇、電気は0.3%上昇だった。食品は0.4%上昇だった。

 コア項目では、新車が1.6%上昇、中古車は7.3%上昇した。衣料は1.2%上昇、航空運賃は7.0%上昇。帰属家賃(持ち家の家賃相当コスト)は0.3%の上昇だった。