Monday, October 17, 2016 10:38 AM
金利リスク、欧米上回る 財務省、国債下落額を試算
財務省は17日、発行済み国債の金利が一律で1%上昇した場合、それに相当する価格下落分の総額が国内総生産(GDP)の13.5%に達するとの試算をまとめた。2015年度の名目GDPを基に計算した実額は67兆円程度となる。ドイツや米国の水準を上回り、国債を多く保有する日本の金融機関が、金利上昇時に大きな含み損を抱えるリスクが示された。
17年度の国債発行計画を議論するために開いた有識者懇談会で試算を示した。それによると、同じ仮定を置いた場合、各国の国債価格下落分のGDP比は、ドイツが2.5%、米国は4.3%、フランス5.2%、英国は13.3%だった。
国債の金利と価格は一般に、金利が上がると価格は下がり、満期までの期間が長いほど価格の下落幅が大きくなる関係となっている。日本は国債の発行残高が多く、満期までの期間が平均で8.4年と相対的に長いため、他の主要国に比べリスクが大きく表れた。(共同)
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