Monday, October 17, 2016 1:15 PM
iPS培養、卵子大量生成 九大、マウス8匹誕生
マウスの人工多能性幹細胞(iPS細胞)から体外の培養だけで卵子を大量に作ることに世界で初めて成功したと、九州大や京都大などのチームが17日付の英科学誌ネイチャーに発表した。この卵子と通常の精子を体外受精させることで、8匹のマウスが誕生。今回の作製方法に磨きがかかれば、数年以内に人の卵子作りが実現する可能性もある。
これまでの手法では、作製過程で別のマウスの卵巣に移植する必要があった。人の場合には体外で卵子を作らざるを得ず、今回の成功で人への応用の可能性が出てきた。ただ人の卵子の作製は将来、子の誕生につながり得る技術のため、倫理的な課題も浮上しそうだ。
チームの林克彦・九州大教授は「不妊女性のiPS細胞を使って卵子の形成を再現すれば、不妊の原因究明につながる。体外で大量の卵子を作ることができれば、絶滅危惧種の保護にも利用できるかもしれない」としている。(共同)
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