Tuesday, October 18, 2016 10:33 AM

国籍選択義務、17万人 違法状態の人数は不明

 民進党の蓮舫代表の二重国籍問題に関連し、法務省は18日、複数の国籍を持つ人のうち国籍選択義務の履行期限となる22歳以上の人が約17万人いると明らかにした。このうち既に選択済みの人もいるため、現在も違法状態にある人数は把握できていない。

 国籍法は、複数の国籍を持った時に20歳未満であれば22歳になるまでに、20歳以上であればそこから2年以内に一つの国籍を選ばなければならないと規定。違反しても罰則はないが、法務省はホームページなどで周知を徹底する。

 蓮舫氏は日本国籍だけを持つ意思を宣言する「国籍選択届」を提出し、受理された。16日に「法務省から(国籍法)違反に当たらないとの考え方を文書で頂いた」と述べていた。(共同)