Wednesday, February 02, 2022 11:30 AM

ペイパルの四半期決算、増収確保も大幅減益

 ペイパル(PayPal)が2月1日に発表した2021年第4四半期の決算報告によると、売上高は前年同期比13%増の69億ドル、純利益は8億100万ドルで前年同期の15億7000万ドルから大幅に縮小した。

 ロイター通信によると、活発利用者数は980万人の純増を記録し、決済処理額は23%増の3400億ドルだったが、調整後の1株あたり利益は市場予想平均の1.12を下回る1.11ドルだった。

 ペイパルは2022年第1四半期について、市場予想の11.7%増収を大きく下回る6%の増収という見通しを発表したため、同社の株価は1日に17%以上も暴落した。

 2015年にイーベイから独立したペイパルは、イーベイとの業務協定が終了したことから、独自の決済プラットフォームに移行した。それが取り引き量の成長鈍化につながるとみられる。

https://www.reuters.com/technology/paypal-profit-misses-estimates-growth-slows-2022-02-01/