Monday, August 08, 2022 6:18 AM

EV2社、4-6月期は堅調〜ローズタウンとニコラ、生産目標を維持

 自動車各社が供給のひっ迫に苦しむ中、新興電気自動車(EV)メーカーのローズタウン・モーターズ(Lordstown Motors、本社オハイオ州)とニコラ(Nikola、アリゾナ州)はそれぞれ堅調な四半期業績を発表し、2022年の生産目標も据え置いた。

 ロイター通信によると、ローズタウンは経費削減により通年の資金需要を約1億5000万ドルから5000万〜7500万ドルに引き下げ、予定通り7〜9月期に自動車生産を開始し、10〜12月期に出荷する方針をあらためて表明した。

 ローズタウンの電動ピックアップ・トラック「エンデュランス(Endurance)」は、台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業がローズタウンから買収したオハイオ工場で受託生産することになっている。ローズタウンは向上売却によって「エンデュランス」の生産開始に必要な資金を確保し、4〜6月期の純利益は6370万ドルと前年同期(1億820万ドルの赤字)から大幅に業績を改善させた。