Thursday, October 20, 2016 10:19 AM

平尾誠二氏が53歳で死去 ラグビー屈指のスター

 日本ラグビー界を代表するスター選手として活躍し、日本代表主将、監督も務めた神戸製鋼ゼネラルマネジャーの平尾誠二(ひらお・せいじ)氏が20日午前7時16分、死去した。53歳だった。神戸製鋼関係者が明らかにした。京都市出身。自宅は神戸市東灘区。葬儀・告別式の日取りは未定。最近は体調を崩していた。

 京都・伏見工高(当時)で山口良治監督の下、1981年に全国高校ラグビー大会初優勝。荒れた学校の成功物語はテレビドラマ「スクール☆ウォーズ」のモデルとなった。同志社大では史上初の全国大学選手権3連覇に貢献し、社会人の神戸製鋼では日本選手権7連覇を達成した。

 端正な顔立ちで口ひげがトレードマーク。バックスのセンターのポジションで抜群のキャプテンシーを発揮し、80年代後半から90年代前半の日本ラグビーをけん引した。(共同)