Monday, February 13, 2023 5:26 AM

グーグル・マップスに新機能〜最適なEV充電施設を検索

 アルファベット傘下グーグルは、地図アプリ「グーグル・マップス」を更新し、イマーシブビュー(ストリートビューと衛星写真を組み合わせた現実的な立体映像)やライブビュー(スマートフォンのカメラを使った道案内表示)機能とともに、電気自動車(EV)ドライバー向けに充電ステーション関連の新機能を追加した。

 プレスリリースによると、新機能は、ドライバーがより簡単に適切な充電ステーションを検索できるようにし、EVでの移動計画に役立ててもらうことを意図している。移動中に充電が必要になった場合、現在の交通状況、充電レベル、予想される電力消費などの情報に基づいて最適なステーションを提案してくれる。

 「超急速充電ステーション」のオプションもあり、全体の情報を選別して出力150キロワット(kW)以上の充電器を備えたステーションを簡単に見つけられる。大部分のEVはこれで40分以内に満充電ができる。

 充電施設は検索結果に表示され、スーパーマーケットのような施設に併設されている場合はそれも表示されるため、買い物のついでに充電したい場合などに店を選びやすくなる。

 グーグル・マップスは、携帯電話用カーナビ・アプリ「アンドロイド・オート」と情報娯楽の車載OS「アンドロイド・オートモーティブ」で提供される主要機能の一つ。現在は多くのEVメーカーが異なる地図アプリを使っているが、今後はEVによる移動が増え、グーグル・オートモーティブ・サービシズ(GAS)を通じたアンドロイド・オートモーティブの普及が進むと見られている。