Tuesday, July 25, 2023 6:46 AM

ステランティスとサムスンSDI、米国で第2のEV電池工場建設へ

 ステランティスと韓国の電池大手サムスンSDIは24日、米国で電気自動車(EV)用電池を製造する2カ所目の合弁工場を開設する計画を発表した。2027年の生産開始を目指す。

 ロイターによると、取引はまだ最終決定しておらず、工場の立地も検討中だという。投資額や従業員数も後日発表する。工場の初期生産能力は容量換算で34ギガワット時(GWh)になる。

 ステランティスのカルロス・タバレスCEOは声明で「新工場は、30年までに北米で少なくとも25種の新型EVを提供するという当社の目標達成に貢献するだろう」と述べた。

 プジョー、ジープ、ラム、アルファロメオ、シトロエン、オペルなどのブランドを持つステランティスは、30年までに欧州で乗用車販売に占めるEVの割合を100%、米国で乗用車と小型トラックのEV販売構成比を50%にする計画を発表しており、そのために約400GWhの電池生産能力を確保する意向を示していた。

 同社は21年、EV生産とソフトウェア関連で25年までに世界で350億ドルを投入する計画だと発表した。米国第2の電池工場は、同社全体では6番目の工場になるという。

 サムスンSDIのチェ・ユンホCEOは声明で「第2工場は、米国市場への浸透を加速させるだろう」と述べた。

 ステランティスとサムスンSDIは22年5月、インディアナ州ココモに25億ドル以上を投じて電池の合弁工場を建設し、25年1〜3月期の稼働を目指すと発表した。同工場の初期生産能力は23GWhで、最終的には33GWhになる予定。

 ステランティスはまた、韓国のLGエナジー・ソリューションと合弁でカナダのオンタリオ州ウィンザーに電池工場を建設している。24年に稼働開始の予定で、2500人を雇用、年間生産能力は45GWhを超える。