Tuesday, October 25, 2016 10:27 AM

パキスタンで61人死亡 「イスラム国」犯行声明

 パキスタン南西部バルチスタン州の州都クエッタで24日夜、銃や爆発物で武装した集団が警察の訓練施設を襲撃し、地元政府当局者は25日、訓練生ら61人が死亡、160人以上が負傷したと明らかにした。過激派組織「イスラム国」(IS)が系列ニュースサイトを通じて犯行を認める声明を発表した。

 武装集団のうち2人は爆発物を仕掛けたベストで自爆し、1人は治安部隊に殺害された。治安当局者はイスラム教スンニ派の別の過激派組織が関与しているとの見方を示した。

 施設では当時、200人以上の訓練生が休息、睡眠中だったという。武装集団は一部の訓練生を人質に取ったが、約5時間後に制圧された。(共同)