Tuesday, March 05, 2024 6:12 AM

ウェイモのロボタクシー事業拡大を承認〜加州当局、地元からは抗議も

 カリフォルニア州公共事業委員会(CPUC)は、アルファベット傘下ウェイモが完全自動運転のロボタクシー(無人タクシー)サービスについて、ロサンゼルスとサンフランシスコ近郊都市に拡大することを承認した。ロイターが伝えた

 ウェイモはすでにサンフランシスコとアリゾナ州フェニックスで事業を展開しており、1月19日に加州で無人タクシーサービスの拡大を申請。拡大に際しては地元の政策立案者や緊急対応担当者、地域団体と協力すると説明していた。

 CPUCは2月、「担当者による審査がさらに必要」として申請を一時停止していたが、3月1日になってウェブサイトに承認の通知を掲載した。

 しかし、南サンフランシスコ市やサンマテオ郡、ロサンゼルス運輸局などから抗議の声が上がっている。南サンフランシスコ市は、ウェイモの事業拡大については一般市民が証言し(意見の)証拠を提出できるようにすべきだと主張。サンマテオ群も、当局が地元の利害関係者からの意見を聞くことなくウェイモの提案を承認するのは「不合理だ」と主張。「ウェイモと郡の指導者やスタッフの間で会話が行われていない」と付け加えた。

 規制当局は、承認の過程で抗議の書簡5通とウェイモの拡張計画を支持する書簡81通を受け取ったという。

 ロボタクシーに対しては、ウェイモと競合するゼネラル・モーターズ(GM)傘下クルーズが相次いで車両の事故を起こしたことで、市民の反発が強まっている。