Wednesday, June 29, 2016 10:30 AM

黒田、200勝王手 投打に活躍、広島11連勝

 広島は投打の中心が黒田だった。投げては7回3安打1失点、打っては3打点。日米通算199勝目を手にするとともに、チームの連勝を1984年4月以来の11まで伸ばすことに貢献した。

 中11日のマウンドで「ここ最近ではいい状態だったし飛ばして投げた。腕も振っていけた」。2回に山田に先制ソロを許したが、失ったのはこの1点のみ。4〜7回は無安打と付け入る隙を与えなかった。

 欲しかった追加点は自らのバットで奪った。4-1の6回2死満塁。初球を振り抜くと打球は左翼手の頭を越し、走者一掃の二塁打となった。今季27打席目での初安打が貴重な一打となり「もう二度とないと思う。振ったところにボールが来た。ずっと(打率)ゼロが並んでいたので気になっていた」と少し恥ずかしそうに笑った。(共同)