Thursday, October 27, 2016 1:07 PM

サウジなど4%減産か ロイター報道

 サウジアラビアなど中東の石油輸出国機構(OPEC)の一部加盟国が、原油の生産高をピーク時から4%引き下げる用意があることが分かった。OPECが9月に合意した減産の対応策とみられる。ロイター通信が27日、情報筋の話として報じた。

 加盟14カ国は9月の生産高に比べ2.7〜1.2%少ない日量3250万〜3300万バレルに減らす予定だ。一方、経済制裁が解かれたイランや、ナイジェリアなどは増産が認められる見通しで、サウジなどの対応が焦点となっている。

 クウェートやアラブ首長国連邦、カタールもサウジと足並みをそろえるとみられる。イラクは減産免除を主張している。(共同)