Friday, February 20, 2026 6:18 AM

米、自動車燃費規制のEV優遇規則を廃止へ

 トランプ政権は18日、自動車メーカーが燃費基準を満たす際に使うEVの燃費計算規則について、EVの環境保全効果を過大に評価しているとの理由で廃止すると発表した。ロイターが伝えた。

 米政府は、企業別平均燃費基準(CAFE)を定め、自動車メーカーが販売する全車種の平均燃費をこれに合わせるよう義務付けている。今回、政権が廃止するのは、EVの平均燃費の算出に使う燃料含有係数(FCF=fuel content factor)。EVの電力消費量をガソリンエンジン車の燃料消費量に換算する際に使う乗数だが、これがEVの燃費を過大評価させているという指摘があり、環境保護団体も長年、エネルギー省がEVの環境効果を実際より高く見せていると批判していた。

 連邦控訴裁は昨年9月、FCFが違法との判断を示した。エネルギー省はこれを受け、FCF規定を燃費計算から削除し、改正案を提出する予定だと表明した。

 バイデン前政権時代の2024年、自動車メーカーからの圧力を受けてエネルギー省は2030年までにFCF規定を段階的に廃止すると決定。その後政権は2027年から除外すると提案していた。