Tuesday, June 16, 2026 7:08 AM

4月の米EV登録台数、9.8%減〜昨秋以降の低迷から回復兆候

 S&Pグローバル・モビリティーが集計した4月の米国EV登録台数は、前年同月比9.8%減の8万9147台となり、減少幅は今年最小だった。EV購入に対する税優遇が廃止された昨秋以降の落ち込みから回復の兆候がみられる。オートモーティブ・ニュースが伝えた。

 EV登録台数の前年同月比は、1月が41%減、2月が37%減、3月は25%減で、4月は台数が前年を下回ったものの、年初来の月別では最多となった。米ライトビークル市場に占めるEVの割合は、3月と同水準の6.2%だった。

 4月の市場回復には、最大手のテスラが4万5800台と前年比で13%増加したことが大きく貢献した。主力の「モデルY」は61%増の3万1001台で、高級セダン「モデルS」とSUV「モデルX」もそれぞれ1621台(前年の2倍超)、2355台(前年の3倍超)に増加した。

 テスラのEV市場シェアは51%と前年同月の41%から10ポイント上昇した。回復要因としては、イーロン・マスクCEOが前年ほど政治活動に積極的でなくなったことが挙げられる。

 トヨタ(225%増の3524台)、レクサス(107%増の1345台)、スバル(99%増の1959台)は新型車の投入で大幅な伸びを記録。起亜(44%増の2456台)、現代(3%増の4936台)、キャデラック(5.1%増の4020台)、リビアン(5.5%増の3537台)も堅調だった。

 シボレーは登録台数では2位だったが、主力の「イクイノックス」が30%減少し、全体では36%減の5890台となった。フォード(27%減の4033台)とBMW(49%減の2517台)も苦戦した。